マンスリーマンションにおけるデメリットや注意点とは?
マンスリーマンションとは文字通り月々家賃を支払う形で暮らせる物件です。
賃貸物件と言えばアパートが有名ですが、最近はいわゆる新築分譲マンションのような、
非常に設備と快適性が整ったマンションタイプの賃貸型住宅が普及して来ました。
独身の一人暮らしであればアパートでも充分かもしれません。
しかし、結婚をすれば自然と家族が増えるものです。
マンスリーマンションなら安価な家賃を月々支払うだけで、
ファミリー世帯でも安心して広々と快適に暮らせます。
最初からライフスタイルに役立つ各種家電や家具が設置されている住まいも多いです。
そのため、別途個人的に家具や家電を買い揃える必要がなく、
新生活を始めるにあたり、コストを大幅に節約出来るのもメリットです。
都会の中心地にマイホームを持つのはなかなか経済的に厳しいのが実情ですが、
マンスリーマンションなら駅前の便利な地域に、
リーズナブルな形で暮らせるので通学や通勤の面にも大変優れています。
しかし、マンスリーマンションにも一定のデメリットがあります。
例えば、一般的な新築マンションには入っている、
断熱材が建物に使われていない事が多いです。
そのため、寒い季節になりますと、暖房器具が欠かせません。
実際に多くの方々が室内で寒さを感じており、
エアコンを稼働させる時間が増えてしまっています。
また断熱材がないと部屋の保温機能も減るため、ストーブやエアコンのスイッチを落とすと、
急に室内の温度が下がり、寝る前に電源を落とすと、就寝後底冷えを感じるかもしれません。
次に物件によっては壁が薄く、また防音機能が薄くなっています。
隣の部屋の音が意外と大きく聞こえたりします。
同時に自分の部屋の音も、隣近所の部屋に届く恐れがあるのです。
隣のお宅のテレビの音、子どもたちが室内で遊ぶ足音、
一家団欒で盛り上がった時の笑い声など、生活音がお互いに聞こえやすいので、
プライバシーの面が気になったり、ピアノの音を出し過ぎたり、
夜中に騒音を出し続ければ、隣人トラブルに発展する注意点があります。
更に家具や家電が最初から設置されている事はメリットなのですが、
既に同じ物を持っていたり、自分の生活にはあまり役立たない製品があったりすると、
恩恵が受けられません。
広々としたクローゼットがあっても、例えば独身男性の場合、
それ程衣類を持っていない事もあるでしょう。
その場合は、備え付けのクローゼットがあまり役に立たず、
その分だけ部屋のスペースが間接的に減る事になり、
ちょっとした事ですがマンスリーマンションのデメリットとなるでしょう。